通り道に咲いていたトケイソウ。

学名Passiflora caerulea。トケイソウ科トケイソウ属。
よくトリビアネタで「パッションフルーツの『パッション』は情熱のpassionではなくキリストの受難のThe Passionだ」と紹介されるパッションフルーツ(クダモノトケイソウ、またはクダモノトケイ)と同じ仲間。

こちらによると
16世紀に南米に渡ったスペインの宣教師が、この花の3本の柱頭をキリストの十字架の3本の釘に、5本の雄しべの葯を5カ所の傷に、副花冠を茨の冠に、5枚の萼と副花冠にある花びらを10人の使徒に、分枝しない巻きひげを加害者の鞭と見なし、「受難の花(Passion Flower」とよんだ。
だそう。はっきり言ってものすごいこじつけである。
きっと当時の宣教師は何を見てもキリストとか神様にしたかったんだろうな…現代ですら「マリア像が泣いた」だの「動いた」だのと大騒ぎになるんだから当時ならなおさら。ましてや今で言ったら地球周回軌道上に飛ばされたような気分なところに布教に行かされてるわけだからすがりたくなる気持ちもわからないではない。
「時計に似てる」ということでそう名づけた日本人のほうがはるかに素直な気がするが。ただ入ってきて名前がついたのは江戸時代。時計は時計でもトケイソウってクロノグラフっぽいよね。江戸時代の時計だと末期のものでも「分・秒」はなさそうだけど「やがて時計もこんな感じになる」と思ったのかな?

しかしつぼみはいたって無個性的。
南米原産だけあって耐寒性は弱そうに思えるが、このcaeruleaは結構強いらしい(クダモノトケイソウは弱いようだ)。
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